
みどりのマキバオーとは??
「みどりのマキバオー」は、1994年〜1998年に週刊少年ジャンプにて掲載されていた「つの丸」先生作の競走馬を主役にしたギャグ漫画。
コミックスは、全16巻で漫画を読み慣れた人なら二時間程度で読破できる程のボリューム。1996年〜1997年には、全61話でアニメ化もされており読むのが苦手な方はアニメでも楽しめます。 ※ただ、コミックスとアニメでは終盤の展開が大きく変わっているのでその点には注意が必要です
気になる中身を簡単に説明すると、奇妙な見た目の白い馬?がライバルなど多くの人との出会いを通して成長し、必殺技を覚え困難を突破していく王道の少年漫画です。一方で、コミカルな絵のタッチと共にシュールな笑いや「そんな馬鹿な」な内容が散りばめられているギャグ漫画で読み疲れの少ない作品です。
読む際の注意点は??
- レースの名称などが現在のものとは若干違っている
- 絵のタッチが好き嫌い分かれるかも
- 所々で下品な表現がある
前述したように20年以上前の作品のため、こういった点が現在の作品とは違っているので気になる方は読まないほうがいいかもしれません。
マキバオーのここが最高!!
20回以上読み直した私がススめる「マキバオー」の好きなポイントベスト3
第3位:ライバルの馬がとにかく格好いい
マキバオーのコミカルな見た目に反して登場するライバル達はとにかく格好いい。「地方の意地 サトミアマゾン」「不屈の闘馬 アマゴワクチン」「漆黒の帝王 カスケード」特にこの三頭はお気に入りのライバルです。※アマゾンとワクチンの二つ名は私が勝手に付けました
第2位:名言に心を揺さぶられる
「あいつらの頭ん中は走っている「今」だけ…それに全てを賭けてんだ。他の馬が勝てない理由はそこにある…全てを賭けられるかどうか…」By カスケード
「ボクが走り続けることで!!勝ち負けの問題じゃない!挑戦を!挑戦するということを…教えてやるのね」By マキバオー
他にも色々ありますが作品に入り込むと特に私の涙腺が緩む名言はこの2つです。
第1位:笑いと感動の振り幅が最高
作中に散りばめられた笑いのポイントでギャグ漫画だと侮っていると、全16巻の中で何回も涙腺を壊されそうになります。特に「八巻の日本ダービー」「一二巻の有馬記念」「一六巻のドバイWC第5レース」は、要注意ポイントです。
さいごに
ウマ娘にハマった影響で再度読み返した「みどりのマキバオー」でしたが、やっぱり不朽の名作だと感じました。ウマ娘たちの走ることが好きでターフに真剣に向き合う姿は、マキバオーにも通じるところがあり実際の競馬、競走馬を好きになる大きなきっかけだと言えます。「可愛い女の子が好き」という一点突破のみでウマ娘にハマっている。という人たち以外には是非読んでほしい名作です。